What is・・・がんに関連する用語集

いくつかの言葉の意味などを掲載しました。

セカンド・オピニオン:SECOND OPINION

<訳>二つ目の意見(主治医の見解) 

はじめの医師とは別の医師の診断を受けること。大きい病院にはセカンド・オピニオン外来がある。診察では保険がきかず基本的に自費診療になります。事前に予約が必要な場合があります。もしセカンドオピニオンを受けたいと考えた場合はセカンドオピニオンを受けられる病院を探し、費用を確認し、予約が必要かも確認し手順に従うのが一般的なようです。勿論、現在の主治医に相談をして紹介状をもらう必要もあります。主治医に直接聞きにくい場合もあるでしょうし、その場合は担当の看護師さんに相談してみるのも一つの方法です。

 一般的には違う病院で違う医師の所見を伺いますが、インターネットでセカンド・オピニオンを受けたり相談できるサイトもあります。セカンド・オピニオンに関して詳しく書かれているサイトにセカンド・オピニオンネットワークがあります。  

インフォームド・コンセント:INFORMED CONSENT

<訳>告知に基づく同意。説明を受けて同意すること。 医師が治療の目的や内容などを詳しく説明し、その上で患者が納得、理解をすること

患者として自分の病名、病状を把握し、理解し納得して治療を受けることは治療に前向きになるためにも必要だと思う。納得をしていないと、積極的に治療を受けることも出来ないし、治療を受けることに対して不安を持ってしまいかねない。 気持ちの上では余命宣告を受けることと混同しやすいが、あくまで自分自身の病名や病状を把握するというのが第一の意味

告知:

本人に情報を告げること

告知というと、余命告知を想像してしまう人もいるかもしれない。インフォームド・コンセントとは、自分の病気の説明をきちんと受けて納得をすることにあるが、この告知というのはその病状を知る、という意味であると私は個人的に捉えている。そして、知った上で十分な説明を受け納得をして治療を受ける。

「癌です」と言われれば、誰もが絶望的な気分になるけれど、納得をしてどのような治療を選択するかが、まずはスタートでもある。 これらの言葉はどれもつながっていて、告知の問題を後回しにして、セカンド・オピニオンやインフォームド・コンセントという言葉にこだわるケースもある。しかし、一番最初は告知であるし、その告知の問題をどのように自分が解釈しているかは非常に重要ではないだろうか。

 告知を患者さん本人にする病院もあるし、身内にする病院もある。私はその両方を経験した。告知に関しても完全に父に告知をしないつもりでいたけれど、結果として完全な告知をした。どちらが正しいかという事は、その人の置かれた環境や、患者さんの性格などの要因で何とも私には答えが出せない。 ただ、身内に癌であると告知をしないと決めた人は、どうして告知をしないのかをもう一度考えてみる必要もある。中には「告知をすると辛い思いをさせるから」など癌である”患者のためを思って告知をしない”といわれる人がいる。しかし、それは間違った選択ではないかと思う。

 なぜなら、告知をすると辛いのは「告知をされた自分の身内が辛い思いをするのを、見ている自分が辛い」という自分を主体にした考えが背景にある。 これが違う病気であるなら、もう少し違った考えを持つこともできると思うし、又インフォームド・コンセントとか、セカンド・オピニオンもごく普通のことであると気がつくと思う。 手術をするにしても、抗がん剤治療にしても、治療というものは楽なものではないし、出来る限り前向きで、治療に信頼を置いて望んだほうが結果も良いはず。

緩和ケア(PALLIATIVE CARE):

がんの緩和医療とは、診断から終末期までの全過程におけるQOLを重視した医療。

Palliative Careとは治癒を目的にした治療に反応しなくなった患者に対する積極的で全人的なケアであり、痛みや他の症状コントロール、精神的ケア、社会的、スピリチュアルな問題のケアを優先する。Palliative Careは疾患の初期的段階においても、癌治療の過程においても適用される  ・・・・とWHOで定義されている

 癌に伴う症状には色々なものがある。痛みや精神的な苦痛を含めてそれらの症状を緩和するということは、治療をしている段階から行われている。 しかし、治療をするかしないか、緩和ケアを受けるのかという区切りというものを感じてしまう場合が多い。

 死を待つだけの場所として認識している場合が多いので仕方のないことかもしれないが、患者が感じる苦痛を出来る限り取り除くことは、癌の治療の一部でもあり、積極的な治療であることも間違いない。 ホスピスは痛みを取り除くこと等の治療を積極的に行ってくれる。区切りを付けられたと思わず、できる限り適切な治療を受けるためにどうするか、そう考える事が一番大切だと思う。 それから「治療を中止して緩和ケアへ移行したらどうか」という提案の形でされる場合がある。そう言われてしまうと絶望的な気分になるかもしれない。ただ症状によっては「治療をしないことが治療」ということもあるので、癌に対しての直接的な治療だけが積極的な治療と思わないほうがいいのではないかと思う。

 緩和ケアも癌の症状を緩和するための積極的な治療なのだから。 緩和ケアを受けれる病院は想像するより多くない。それに、今治療をしている病院で緩和ケア病棟がある場合もあるし、今の病院とは別のホスピスを紹介される場合もある。病院の情報や、ホスピスに対する知識をつけるにも以下を参考にされるといいと思う。 日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団

QOL(QUALITY OF LIFE)

<訳>生活の質。生命の質 人々の生活を物質的な面から量的にのみとらえるのではなく,精神的な豊かさや満足度も含めて,質的にとらえる考え方。医療や福祉の分野で重視されている。生活の質。生命の質。QOL

Lifeには<生命、一生、生活、生気>などの意味があり、これから考えてもこの言葉には深い意味もあると思う。 自分の人生に許されている時間は末期癌の患者でなくても限られている。その時間をどのように過ごすのかという意味にとらえてもいいかもしれない。治療に費やすのも、好きなことをして過ごすことも、自分の時間である。そして誰にも共通しているのは時間の過ぎるスピードである。同じスピードで過ぎるなら、出来る限り自分らしく過ごせるようにしたい。

 癌と診断されると、精神的なダメージやストレス、不安が多く出てくる。その上で生活の質を上げようとするには、回りの家族や友人が精神的なサポートするとは大きな支えになる。その支えというものは、治療のひとつであると思うし、病気と闘う気持ちを持つにも大切ではないだろうか

緩和ケアと関係しているけれど、痛みがなければ生活の質を保てる場合もある。痛みさえ無ければ仕事が出来る人がいたり、痛みさえなければ笑顔が出る、という人もいる。何を取り除けばQOLが保てるか、そいういう形で考えてみるのも一つの方法かもしれない

副作用:

薬物有害反応

化学療法剤はガン細胞を破壊するだけでなく正常な細胞にも影響を与える。殖能力の高い細い正常な細胞(胞嚢(毛包)細胞、胃と腸管(GI)細胞、生殖細胞、骨髄細胞)が影響を受ける。

 胞嚢(毛包)細胞、胃と腸管(GI)細胞、生殖細胞、骨髄細胞が影響を受けるとどんなことになるかというと、脱毛、口内炎、嚥下困難、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、感染、貧血、出血傾向、だるいなどが出て、これらが副作用として現れる 個人差もあるし、使う薬により現れる副作用にも差がある。もし、副作用が現れた場合は、それを抑える薬を使い症状を抑えたり、症状が出にくいように工夫をしたりする。たとえば、嘔吐なら、吐き止めの薬を服用する、食事の回数を数回に分ける、お腹の周りをしめつけない等 共通しているのは、今の治療で出やすい副作用が何かを把握し、どのような対策をすればよいのかを知り、不安を出来る限り取り除く事。

 何も知らない場合、「一体どうしてこの症状が出るのか?」という疑問が出て、次には「治るのだろうか?」「これも癌の症状のなのだろうか?」という不安へと広がる。何が副作用か、その対処法は等を”知る”ことで防げることも多い。

 モルヒネ系の鎮痛剤も同じように、副作用は現れる。やはり副作用とその対策を”知る”事で痛みをとることに積極的になれる。特に強い痛みを我慢することは、食欲も落ちるし、体力も落ちる。モルヒネが不安だからと強い痛みを我慢するよりは、積極的に”知り”痛みから解放されるようにしたい

先進医療:

高度先進医療とも言う

比較的新しく出てきた治療方法で先端の治療方法のこと。

保険がきかないために、自費での治療となる。

厚生労働省は「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」と説明している。 ちょっと難しそうだが、高度な医療であるが、保険治療をまだ認めていない治療方法の事を言う。 粒子線治療は癌の治療のなかで先進医療です。ちなみに癌以外でも先進医療はいくつかありますがここでは癌の治療を優先して説明することにしています。 別ページでこの粒子線について説明しようと思います。

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